運動、1万歩だけじゃだめ 量と質のバランスが大事
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)予防や健康維持の目安として定着している「1日1万歩」のウオーキング。最近の研究で、歩数(運動の量)だけでなく、速歩きや階段の上り下りなどの適度な「中強度の活動」という「運動の質」の面も重要なことが判明。必要以上の運動をしたからといって、より健康になるわけではないことも分かっており、健康長寿のためには運動の量と質のバランスが大切だ。(平沢裕子)
◆少し息が弾む程度
「中強度の活動」は、安静時の3?6倍のカロリーを消費する運動や活動で、速歩き(1分間に100?120歩)や階段の上り下り、山歩き、ガーデニングなどがこれに当たる。目安として、3分ぐらい続けたときに少し息が弾むぐらいの運動だ。
平成12年から群馬県中之条町で高齢者の身体活動の実態を調べている「中之条研究」では、1日に8千歩以上歩き、かつ20分以上の中強度の活動を行っている人たちは、良好な健康状態(動脈硬化、骨粗鬆(こつそしょう)症がみられない状態)を保っていることが明らかになっている。また、体をあまり動かさない家事などで活動強度量が低い場合は、たとえ1万歩の歩数があっても骨粗鬆症などのリスクは高かった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111101-00000106-san-soci
