他の患者も手術受けられず 渡航費名目も直前「手術中止」
臓器移植の支援をうたうNPO法人が中国での移植を持ちかけて現金を詐取したとされる事件で、告訴した60代の男性以外の複数の患者も同法人に相談の上中国に渡航、手術を受けられないまま帰国していたことが6日、関係者への取材で分かった。兵庫県警もこうした事実を把握しており、同法人が渡航費用名目などで複数の患者から現金を詐取していた疑いもあるとみて調べている。
関係者によると、告訴した男性と同様に、同法人に海外での臓器移植を相談してきた約50人がこれまでに中国に渡航。うち複数の男女が1千万円前後を支払ったにもかかわらず、数カ月経過しても手術が受けられないまま帰国していた。
帰国した患者らは、いずれも手術の予定がいったん固まったが、直前になって「血液型が合わない」「体調が良くない」などといわれ、数回にわたって手術が中止されたという。
これまでの調べで、告訴した男性は、同法人の元副代表(34)から「1?2カ月で臓器移植ができる」と持ちかけられ、現金約1千万円を払い中国に渡航したが、移植手術を受けられなかったことがわかっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110107-00000515-san-soci
