パソコンに長時間向かう現代人にとって、体の軸を支える「体幹」は知らず知らずのうちにブレやすくなる。加齢とともに背筋に張りがなくなるのは老化現象の一つ。しかし、体幹を鍛えることで姿勢が良くなるほか、呼吸や発声にも好影響を及ぼし、日常生活が快適になるという。(日出間和貴)
◆体も調律が必要
NPO法人「ニッポンランナーズ」代表の金哲彦さんは長年、理想の走り方を追求してきた。「トップアスリートと市民ランナーの走り方を比較すると、体幹の使い方に決定的な違いがある」と指摘する。体幹とは体の軸となる部分で、腹筋や背筋、胸筋、足の筋肉を含む胴体部分のことだ。
「市民ランナーは10人中7人は体幹を使えていない。本来、体幹はエンジンの役割をするのに、多くのランナーは体幹が重りのようになっている。体幹を使えるアスリートは負担が足に集中しないので長く競技を楽しめる」
金さんは『からだが変わる体幹ウオーキング』(平凡社)の中で、体幹を使った正しい歩き方を紹介している。両足に均等に体重をかけて真っすぐ立ち、肩甲骨を背中の中心に寄せて歩き出すのがポイント。傘などを両腕で背中に抱えると「体幹ウオーキング」が体得しやすいという。
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