シリコン製キャップを装着している姿(「リーブ21」)
「毛髪クリニックリーブ21」(大阪市、リーブ21)はこのほど、スウェーデンのディグニターナ社と、抗がん剤の副作用による脱毛を防ぐ医療機器「ディグニキャップ(DigniCap)」の日本での独占販売代理契約を結んだ。
「ディグニキャップ」は、一定の温度で均一に頭皮を冷却する医療機器で、抗がん剤治療に伴う脱毛の予防・軽減が目的。コントロールパネル付き冷却装置本体(クーリングユニット)とシリコン製のキャップで構成され、2人の患者が同時に利用できる仕組みになっている。
抗がん剤の血中ピーク時に頭皮を冷却することで、毛包への血流を抑制。これにより毛包をダメージから守り、脱毛を防ぐ。「リーブ21」によると、2249人の患者(主に乳がん、卵巣がん)のうち、1922人がかつらを必要としなかったという北欧のデータがある。
「ディグニキャップ」は国内未承認のため、「リーブ21」では年度内に治験を開始。2011年秋をめどに国内導入を予定している。
7月28日の記者発表会で講演した吉本賢隆氏(国際医療福祉大三田病院乳腺センター長)は、「これまでの抗がん剤治療では、『脱毛は仕方ない』と患者に強いてきた部分がある」と指摘。また、がん患者のQOL(生活の質)の向上のためにも「一刻も早く国の認可が下りるよう努力したい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090728-00000007-cbn-soci
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