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糖尿病網膜症と糖尿病腎症

糖尿病網膜症とは糖尿病の合併症の1つで、日本人の成人の失明の原因で第1位という不名誉なもので、年間糖尿病患者の人たちの約3,000人が失明しているといわれます。

糖尿病網膜症の症状としては、視力の低下はもちろん、物が歪んで見える、目の前に黒いひもや点が見える、視野が欠けるなどがあげられます。ただし、かなりの視覚障害が起きる直前まで自覚症状が感じられないケースも多く、日常の注意が必要です。失明する直前といわれるほどに悪化させない、それには早期発見と早期治療の開始がとても重要になります。

またもう一つの合併症である糖尿病腎症が懸念されるのは、腎臓の働きが低下するにつれ、体内の老廃物をうまく処理できずに、全身の倦怠感、疲労感、足のむくみ、貧血、吐き気、息苦しいといった症状が現れてきたときです。このような症状が現れた時は、すでに腎機能障害がかなり悪化している場合が多いようで、結果的に人工透析を受けなくてはならないケースも多いと言われます。日本における人工透析の理由のうち、第1位は糖尿病だと言われています。

長期にわたる糖尿病の高血糖状態が続くと、全身の血管が悪影響を受け、さまざまな合併症が引き起こされる、それが糖尿病の恐しさなのです。

糖尿病のさまざまな合併症で、足の壊疽などになると足を切断しなければならなくなったり、動脈硬化を起こしやすくなって心筋梗塞や脳梗塞になる危険性も高くなるなどと、よく聞きます。その他にも感染症にかかりやすくなるとか、虫歯や歯周病になりやすいといった傾向も強くなります。

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