何度も繰り返しますが、糖尿病には、2つのタイプがあり、インスリンが欠乏して起きる1型糖尿病と、インスリンは出るけれどきちんと働かない2型糖尿病に分けられます。
日本人には数少ないといわれる1型糖尿病の場合、その原因は先天的な要因が多いといわれています。またウイルス感染や免疫系の遺伝的要因なども考えられていますが、このタイプの場合はインスリンを治療に使うことによって血糖値をコントロールさえすれば、ごく普通の人と変わらずに暮らすことができます。
また、2型糖尿病は日本人の糖尿病患者の大部分が該当するといわれ、食べすぎ、飲みすぎ、肥満、運動不足、ストレスなど、健康に悪い生活習慣の積み重ねや不摂生が原因と言われています。
つまり、体に悪いと知っていながら毎日悪い生活習慣を続けた結果、インスリンが分泌されにくくなってしまいます。そのことでインスリンを受け取る細胞の感受性も鈍くなり、高血糖状態が慢性化して2型糖尿病を発生させやすい状況を作り出すのです。
日本の糖尿病患者の9割以上は2型糖尿病といわれますが、これは現代の便利さを追求した社会体制の中、過食やグルメ、運動不足、都会生活のストレス、運動不足による肥満などが絡み合って、インスリンの働きを低下させ続けた結果であるともいえるでしょう。
むやみに恐れる必要はありませんが、糖尿病の恐怖は自覚症状のないまま合併症になってしまうことです。糖尿病の原因の生活習慣を、まず見直して予防対策を行いましょう。
